近年、色々なところでネットショッピングが目立ってきています。
AmazonZOZO、メルカリやユニクロなど商品をこの目で確かめることなく購入するケースは今や日常となっています。

そんな中でYouTubeの広告を通じて商品を購入する人はどれだけいるのでしょうか。

今回はYouTubeを通じた商品の売買を、新しく実装される機能とともに解説していきます。

 

目次

YouTubeで物を買う人はどれくらい?

株式会社Macbee Planetの調査によると、10~60代のすべての年齢層全体のうち、どのSNSを経由して商品を購入するかアンケートを取ったところ、全体の30%がYouTubeを使った商品購入が多いという結果になりました。

 

中でも30代のYouTube経由で物を買う人は30代全体の6割と多く、その購入商品はダイエット商材などの健康用品が多くを占める結果になりました。

ちなみに10代~20代の若者世代においては、あまりYouTube経由で物を買う人は多くありません。

彼・彼女たちの6割がInstagramをきっかけとした商品購入が多く、その購入商品も化粧品や洋服などが多くを占めました。

 

10代~20代の3割がYouTube経由で物を買うと回答しており、30代の人に比べると半分以下の人達しかYouTubeをきっかけとした購買活動をしていないという結果になっています。(20代の大学生が一番YouTube視聴時間が多いのですが…笑)

 

ユーザビリティが向上するYouTubeのショッピング機能

上ではYouTubeを経由した商品購入について見ていきましたが、そもそも皆さんはYouTubeで物を買うというのはどのようなステップを踏んでおこなわれるかご存知でしょうか。

 

通常は動画概要欄に貼ってある、いわゆるアフィリエイトリンクから購入するのが普通です。

しかし今年1月、YouTubeは、一部のクリエイター向けにショッピング機能をテスト実装することを発表しました。

 

これは、主にInstagramの機能と似ており、例えば洋服の宣伝写真が出てきたときに、いいなと思ったらその洋服をタップすればその商品の購入ページに飛ぶことができるのですが、これに似た機能がYouTubeにも実装予定です。

 

動画概要欄のリンクだけでは中々購買にまでつながるケースが少なく、YouTubeの課題になっていました。

従来YouTubeTioTokFacebookよりもECサイトに遅れをとっています。

しかしながら昨今の新型コロナの影響によりネットショッピングの需要が無視できないほどに膨れ上がっており、YouTubeをはじめとするGoogle本格的にECサイトに活路を見出していく予定です。

 

映画の視聴が有料で出来るように。

上で見た例は洋服やコスメなどの財でしたが、YouTubeでは有料で映画も見れる無形のサービスもあります。

映画会社等が配信した映画をお金を払ってみることが可能です。

 

通常、映画を違法アップロードすることや、それを違法と知りながらも視聴すると両社に罰則が科せられますが、合法で映画を見ることができるのはありがたいですね。

注意点としては、支払いにpaypalかクレジットカードでないと料金を支払えないということです。

 

また、視聴期間も購入してから30日以内、一度視聴を始めると48時間で映画の視聴ができなくなってしまうなどの制限があるため注意が必要です。

 

 

まとめ

YouTubeでの購買活動についてまとめてみました。

個人的に、今後ますますオンラインでの商品購入は増えると思いますが、YouTubeが上手くその波に乗ってほしいと思っています。

YouTubeはショッピング機能を含め、今現在様々なテスト機能を各地で実施しています。

今後競合のFacebookTik Tokに引けを取らないような、皆が使いやすいサービスが早く実装されるといいですね。

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