世の中には色々な学校があります。
高校や大学、そして専門学校など日本には自分の興味・関心がある事柄について学ぶことのできるフィールドが数多く用意されていますが、2021年4月、新たにYoutuberを育成する『バンタンクリエイティブアカデミー』が開校されました。
今回は新しく開校されたこの学校の魅力やプログラムなどのあれこれをまとめていきたいと思います。
『バンタンクリエイティブアカデミー』入学者から授業料までの基本情報まとめ
この学校は、KADOKAWAの連結子会社であり、またニコニコ動画を運営するドワンゴの子会社でもある株式会社バンタンが立ち上げた企業法人のスクールです。
株式会社バンタンはクリエイティブ分野に特化した教育を行っている企業であるためこのような学校をつくったのも納得ですね。
今年の春に開校したこのスクールは、当初の予定入学者100人を大幅に上回り、200人以上の学生が集まりました。
気になる授業料ですが、年間で約130万円もかかるそうです。日本にある専門学校の学費と大体同じくらいといったところでしょうか。
決して安くない学費のように思えます。
アクセスは東京都品川区西五反田にあります。最寄り駅はJR山手線の五反田駅です。
渋谷や新宿といった場所にもアクセスが良いので、地価が高いでしょうから学費はその分だけ高くなるのでしょう。
コース・カリキュラム
この学校では入学すると全員『クリエイター総合コース』というコースで一年間学ぶことになります。
動画クリエイター、動画編集、プロデューサーなど様々な職業を目指すことのできるバンタンアカデミーですが、ここではすべての職業に共通して学ぶべきことをみっちりと学習していきます。
そして二年目以降、クリエイタークラス、プロデューサー・マネージャー・イベントクラス、映像編集・ディレクタークラスの三つに分かれ、各々が自分の興味関心のある分野へと進んでいくという流れになっています。
三年目では、後ほど触れるインターンシップや就活対策等を通じてより実践的なプログラムを通じて学んだことを確実に自分の物へと吸収していきます。
バンタングループならではの強み
前述の通り、このスクールは株式会社バンタンのグループなのですが、そのグループの強みを生かしたバンタンクリエイターアカデミーならではの独自制度があります。
まず、株式会社バンタンはニコニコ動画を運営するドワンゴや、数々のYouTuberと契約を結んでいるUUUM、そしてAbemaTVなどの企業と提携を結んでいます。
そのためなのか、入学してから約半年後から行う長期的インターンシップではこれらの企業に週5でインターンに行きながらお金を稼ぐことができます。
普通に生活していては、日本の動画インフラを支えるこれらの企業に関われる機会は少ないでしょう。これはバンタンクリエイターアカデミーならではの強みです。
二つ目に、講師陣がとても豪華です。
なんとサイバーエージェント代表取締役社長の藤田普さんや、中高生に人気の幼馴染Youtuber『PKA』を講師にしています。
特に本まで出版していて中々生でお会いすることの難しい藤田普さんを呼ぶことができるのは、さすがバンタングループといったところでしょう。
まとめ
Youtuberや動画編集者、YouTuberマネジメントなどを学べるバンタンクリエイターアカデミーというスクールをまとめてみました。
ここは学校法人ではなく、企業法人という仕組みならではの強みや、今急成長中の動画プラットフォームのノウハウをみっちり学ぶことのできるところであると思います。
Youtuberを目指すにあたり、どうしても独学では限界のある部分も出てくるかもしれません。
バンタングループならではのバックサポートを活かしながら、この学校で夢を追ってみるのもいいのではないでしょうか。