皆さんはYoutuberというと誰を思い浮かべるでしょうか。

おそらくヒカキンやフィッシャーズ、東海オンエアなどが皆に人気のあるYoutuberでしょう。しかし、何もYoutuber とはこのような、いわば大人の人達だけではありません。
小学生の将来の夢ランキングに「医者」、「弁護士」、「プロスポーツ選手」と肩を並べて「Youtuber」がランクインする今の時代、子供ならではのほのぼのとした動画を見ることができます。

今回はそんなキッズYoutube達のおすすめ動画を紹介していきます。

また、最後に子供ならではのリスクについても見ていきたいと思います。

 

がっちゃんねる★TheGacchannel

 一人目に紹介するのが「がっちゃんねる★TheGacchannel」という方です。

小学3年生時点ですでにYoutube歴6年。3歳のころから投稿をスタートしていたようです。プラレールやトミカなど男の子が好きそうなおもちゃで遊んでいる様子や知育菓子などの動画を配信しており、その内容から同世代の男の子から多くの人気を集めています。

なんと企業とのタイアップもしており、ミニカーの販売をしているアメリカのマテル社という会社とコラボしています。

彼はYoutubeチャンネル登録者数が113万人いますが、その裏には親子で培った努力の跡があります。そもそも最初は遠方に住む祖父母に孫の成長を見せるために始めたYouTube。

しかし思いのほか人気が出てきて、徐々に話題になるようになりました。

動画では必ず「安心して親子で見れる動画」をコンセプトに投稿をしています。

暴言や泣いているシーンは必ずカット。電車のおもちゃが脱線したり、おもちゃを落としてしまうようなマイナスのイメージがついてしまうものもカットし、動画に乱暴なイメージをつけないような工夫をしています。

逆に出先でがっちゃんが店員さんに挨拶をするようなプラスのシーンは動画に入れるようにし、視聴者家族に「がっちゃんもやってるから○○もやろうね」などのように教育に配慮したような動画づくりをしています。

ぜひ、男の子の子供だけでなく、女の子のお子様がいる家族の方にもお勧めしたいチャンネルです。

 

キッズライン♡Kids Line

 続いて紹介するのが「キッズライン♡Kids Line」です。

「こうくん」「ねみちゃん」の二人がお父さん・お母さんとお出かけしたり一緒におもちゃで遊んでいる動画を投稿しています。

動画にストーリー性があり、そのクオリティの高さから「見やすい!」と話題になり人気が出ました。このチャンネルは日本赤十字社とタイアップしており、赤十字社開催の俳句コンテストのPRをキッズラインが担当しました。

大人の間では広く認知されている「献血」ですが、まだまだ子供たちの間では浸透していません。そこで多くの子供たちの間で人気のあるキッズラインが献血のPRを行うことで多くの子供たちに献血活動を知ってもらおうという試みです。

動画でも献血の重要さをストーリー仕立てにして投稿しています。

恐竜ランドにでかけたこうくんが、具合の悪い恐竜を救うという内容です。

命の大切さについて学ぶことができる、オススメの動画です。

このように、難しいテーマに対してもストーリー性を持ってわかりやすく発信していることから子供でも分かりやすく伝わるような動画作りをしています。

大人でも勉強になることが多いこのチャンネル、ぜひ一度のぞいてみてください。

 

せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii

 次に紹介するのが「せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii」というチャンネルです。

せんのすけくん、ももこちゃん、あいこちゃん、しろうくんの4兄弟が活動する動画で、なんと2006年から活動を始めているというかなりの古参です。

しながわ水族館に行った動画や耳かきをしている動画、マイクラで遊んでいる様子など4兄弟の日常を投稿しています。

中でも2017年8月に公開された「奈良公園でシカに餌やり Deer Feeding Nara Park」が大きく視聴回数を伸ばし、人気の一因となりました。

4兄弟の成長を見守ることのできる、そんなほのぼのした動画になっており、子供好きの方にオススメのチャンネルです。

 

にゃーにゃちゃんねるnya-nyachannnel

「にゃーにゃちゃんねるnya-nyachannnel」はここみちゃん・りここちゃん・せいらちゃんの3姉妹から成る動画です。

おもちゃや知育菓子など、上述の「がっちゃんねる」と似たような動画を投稿していますが、こちらは3姉妹であり、動画内容も「お店屋さんごっこ」など女の子は好むような動画を投稿しているため、視聴者も男の子よりは女の子のほうが多くなっています。

初投稿が2014年になっているので一番上のせいらちゃんが小学二年生の時から動画を投稿していることになります。

あのヒカキンやはじめしゃちょーなどがいる「UUUM」に所属しており、過去には人気芸人出川哲朗さんとのコラボ動画も投稿しています。

また彼女たちは株式会社バンダイが提供するプリキュアの食玩「スター☆トゥインクルプリキュアぷりきゅ~とタウン」とのタイアップをしています。

動画では同食玩の商品をいつものごっこ遊びを通して紹介するという構成になっています。

宣伝商品が子供になじみのある食玩であること、且つ女児向けに圧倒的な人気を誇る「プリキュア」の商品であることから安心して見ることができ、最適なコラボと言えるでしょう。

 

キッズYoutuberが抱える炎上というリスク

4つの事例から見てきたように、大人YouTuberとは一味違った観点から楽しめるキッズYouTuberですが、いいことばかりとは限りません、

むしろ子供だからこそ、炎上しやすいという性質を持っています。

大人と違い、まだ物事の分別がついていない子供のうちからネット環境にさらわれると思わぬ言動や行動から炎上してしまいます。

例えば小学生の男の子がYouTubeでゲーム実況をしていた時のこと、コメントで「違法ダウンロードをした?」という問いかけに対して「したけど悪い?」と答えてしまった男の子。

当然動画は荒れ、それだけならまだしもその男の子の本名や住所、小学校まで特定されてしまい、現在に至るまでインターネットにその子の個人情報が流出してしまっています。

また女の子YouTuberに対して「可愛い」「セクシー」などのようなコメントがついてしまう事例が後を絶たず、教育上良くないことが頻発する恐れがあります。

このように子供時代の失敗やトラウマがいつまでも先の人生に影響を受けてしまうというのが一つ目のリスクです。

二つ目は親の金儲けに子供を使っているといわれかねないことです。

皆さんはゆたぼんというYouTuberをご存知でしょうか。

少年革命家を謳い、不登校でも良い!というのをコンセプトに動画を配信していることで賛否両論あるゆたぽんですが、実はゆたぼんと同じくらい、情報商材屋であると噂の父親がやばいとネットでは言われています。

実際に「ゆたぼん 父」と検索すると、検索ワードにはあまり良い意味ではないことが予測変換に並んでおり、家族ともども炎上してしまうリスクがあります。

 

まとめ

今回はキッズYoutuberについて、そのリスクとともに考察しました。

皆さんも小さいときはミニカーやプラモデルを組み立てて遊んでみたり、友達同士でおままごとなどをして遊んだ経験があるのではないでしょうか。

キッズYoutuberはそんな私たちの懐かしい子供時代を思い出させてくれ、ほのぼのと安心して見ることができます。

将来子供ができたとき、また現在小さいお子様がいる人達はぜひ見てみてください。

画面越しに同世代の子供たちを見ることで新たな発見や教育の仕方が見つかるかもしれません。

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