サッカーやフットサルを始めた人や小中学生は「強いボールの蹴り方」などで検索して探したことがあるはずです。
サイトを見てもイメージが湧かず、実際の映像が観たくなってGoogleの検索からYoutube内での検索に変遷した人も多いかと思います。
今回は、そのような人たち向けに、「強いボールの蹴り方、弾丸シュートの打ち方」をレクチャーしている動画をまとめてみました。
自分に合った改善法が見つかると思いますので、強力なキックをしたい方は是非、ご覧ください。
初心者でも強くて速いシュートが蹴れるようになるコツ
この動画では、強いシュートを打つコツとして5つのポイントを挙げています。
・軸足をボールの真横に置く。
・最後に軸足を置くときのステップを大きく、スピードに乗ったまま蹴る。
・助走は45度の角度と言われているけど、もう少し縦寄りから助走する。
・蹴る足と逆側の手を上げて、全身のバネを使う。
・つま先よりも足首側に当てて、ボールの重たさを感じないようにする。
このチャンネルの2人は兄弟でサッカーをやっているのですが、もともと上手なのであまり動画は参考にしない方が良いかもしれません。
ただ、レッスンに関しては重要なことを言っているので、特にステップを大きくするという部分は強く意識してみると、強くて速いボールが蹴れるようになりそうです。
プロが教える弾丸シュート
ドリブル塾で有名な2人組のチャンネルでも、力強いボールの蹴り方を解説しています。
・蹴る足よりも軸足が重要。
・軸足の親指で地面を掴むように。
・蹴るときの腕の使い方は非常に大事。腕をしならせて蹴る。
・靴紐あたりの足の出っ張っているところあたりで、ボールのど真ん中を蹴る。
・蹴るときの足は若干斜め。
動画を観たらわかるように、もともとそこそこ蹴れる人向けの解説になっていると思います。
それでも、足の出っ張っているところでミートさせるなどの基本的な要素も解説しているので、初心者の人でも実践する価値がありそうです。
軸足の親指をいきなり意識し始めると、親指の皮が剥けたりしますので、長時間練習する際は気を付けましょう。
自称どシロウトの強くて速いシュートの蹴り方
へたくそな僕なりに強いシュートの打ち方を教える、、と言っていますが、この人はかなり上手な方です。
動画の中で解説している点は以下の5点。
・ボールと軸足の位置に関して、幅は人それぞれ。深さを注意して蹴る。
・ボールが浮かないようにするために、体を被せるように打つ。
・ボールの打つ場所は真ん中より少し下だけど、イメージはど真ん中が良い。
・足の骨の出っ張っているところでインパクトさせる。
・強いシュートが蹴れる筋肉をトレーニングで強化する。
小学校低学年は、ボールが飛ばなくて悩む子が多いようですが、それは筋力の問題であって、サッカーを続けていれば飛ぶシュートが打てるようになるとのこと。
その筋トレについても動画の後半で解説しています。
ロングキックの蹴り方と飛ばない原因
凄く丁寧に解説している印象があります。
実際のサッカーでもゴールキックだけでなく、サイドの展開や裏へのロングパスなど色々と汎用できそうです。
中距離でもロングキックでも共通した点は以下の通り。
・蹴る足と反対側の手を上げて振り子のように蹴る。
・踏み込む位置はボールよりも少し手前だと適度に浮く。
・蹴る瞬間も蹴った後もボールを見届けて練習する。
・つま先は蹴りたい方向に向ける。
・力を意識するのではなく、蹴る足を後ろから前に振るイメージ。
・軸足を強めに踏み込む。
・インサイドを地面につけるように、こするイメージで振る。
数多くある強いボールの蹴り方レッスン動画の中でも、非常に分かりやすく解説・編集しています。
Youtuberとして活動し始めた2つ目の動画らしいのですが、かなりのクオリティですね。
動画で出ているような蹴り方も簡単に身につきそうな気がしますが、これらのイメージを実践できるようになるには、もちろん多くの練習が必要になりそうです。
遠くにボールを蹴る方法と、そのトレーニング法
キック力が大学生GKでナンバーワンというけーすけさんがレッスン。
コメントやDMで質問が多かったようで、丁寧に解説しています。
なんと、85メートルも飛ばすというキックの持ち主ですので、キーパーは必見の動画となっています。
・当てるポイントはつま先側すぎず、足の甲側すぎない、骨のあるところ。
・足の角度は縦気味になるように、縦回転を付ける。
・助走をつけてリズムを意識して蹴る。
・練習ではコースを狙わず、ど真ん中を狙う。
・自陣のゴールから相手ゴールを狙うくらいのキックをするイメージで練習をする。
・子供の頃から強いボールを蹴る練習を続ける。
Youtuberの中でも最高レベルのキックの持ち主ですので、かなり有益な解説かもしれません。
しかし、一番伝えたいのは子供の頃から練習を続けるということ。
85mと言ったら、ゴールキックで相手ゴールまで届くくらいの距離だし、追い風だったらループ気味のシュートになりえますね。
要点は大きく2点。
縦回転とボールのインパクトの位置を練習していけば、強いボールが蹴れるようになるということですね。
ロングキックが飛ばない人の特徴と、簡単に飛ばせるようになる方法
概要欄にも「ロングキックでお悩みの方は・・・」と書いてあるほど、配信者は自信のある解説。
実際に、編集も凄く分かりやすく、観ただけで強いボールが蹴れるようになる気になれます。
・蹴り足よりも軸足の方が大事。
・軸足に体重を乗せて、それをパワーに変える。
・蹴り上げた瞬間にボールの下に足が入っているイメージ。
・振り上げることはさほど重要じゃなく、振り上げなくてもボールは飛ぶ。
このアンドサッカーさんのチャンネルでは、ロングキックの蹴り方について、14本の動画を配信中。
低弾道ライナーの蹴り方、ロングキックでカーブのかけ方など、必見の動画が多くあります。
元・日本代表が教えるロングキックのコツ
この動画では、飛距離を上げて且つ、正確なロングキックを蹴る方法を解説しています。
・45度から助走をつける。
・蹴る位置から逆算して助走し始める位置を決定する。
・ボールに軸足が近すぎると飛ばない。
・振りぬく足の軌道は、真っ直ぐなっている時間がなるべく長くなるようにする。
ロングキックが出来るようになると、プレーの選択肢が広がります。
逆サイドへの展開、ピンチからの大きなクリアなど、一発で試合の展開を左右するような活躍ができるんですね。
やはり日本代表にまでなった選手の解説はかなり参考になりそうです。
共通しているロングキックのコツのまとめ
蹴り方は、その人の身体的な特徴や筋力の量、さらには蹴るときの癖などによってさまざま。
人それぞれなのに、コツが同じになるとはあまり考えづらいのですが、実際に強いロングボールを蹴れるいろんなYoutuberのコツには共通している点がいくつかあります。
・ボールのインパクトする足の部分は、靴紐の中にある骨の出っ張った部分。
・軸足が蹴り足よりも大事で、親指に力を入れるイメージ。
・蹴り足と逆側の手を振り子のように振りぬくイメージ。
・足は決して振りぬくわけではなく、インパクトを強く。
・とにかく練習が必要。
これらのコツは、どのような人にも共通している部分ですので、これらを留意しながら練習を続ければ間違いなく強いボールが蹴れるようになるでしょう。
また、小中学生は筋力が十分でない場合もあるので、限界があるはずです。
練習に関しては、成果がなかなか現れない事もあるはずなので、その場合は蹴るときのフォームさえしっかり出来るようになると良いでしょう。