なりたい職業にYoutuberがランクインする今の世の中、動画投稿をして稼いでいる人も少なくはないでしょう。
しかし、ただ動画を撮って投稿して終りにしている人はいないでしょうか。

何事もPDCAを回し改善点を明らかにしていくことは大事です。

YouTubeアプリのYouTube studioで自分のチャンネルのアナリティクスを見ることができるのは以前に紹介しましたが、今回はデータ以外から見えてくる、動画が伸びない人の共通点をいくつか紹介していきたいと思います。

 

伸びない理由1.内容がマニアック

まず、人は新しいことが大好きです。

新しく出るゲームや近くにオープンするカフェなど、何かと新しい話題が生まれればそれに乗っかるのが人というものです。
そのため、10年前のゲームであったり、ブームが過ぎ去ってしまったコンテンツを配信している人の動画は中々伸びないといわざるを得ません。

何事においても、先行者利益というものが存在します。

 

例えばつい最近、クラブハウスという招待制のアプリが話題になりました。

このアプリは音声配信のSNSであり、始めるためにはすでにクラブハウスを始めている誰かしらの招待を受けないと始められないのですが、このクラブハウスの招待枠が一万円でメルカリにて売られるという事態が起きました。
すぐにメルカリはこのクラブハウスの招待枠の売買を停止。

倫理観はともかくとして、話題に乗っかった人達はクラブハウスというアプリを利用して一万円稼ぐことに成功しました。

少々脇道にそれましたがこのように話題性のあるものをYouTubeに投稿することで、あなたのチャンネルも多くの人に見られることが可能になるかもしれません。

 

伸びない理由2.見出しに惹き付けられない

二つ目に、動画の見出しから視聴者が引き込まれていないという可能性です。
どういうことかというと、YouTubeのユーザーの8割は関連動画から動画を視聴するといわれています。

そのため、魅力的なサムネイルを作り、関連動画から流れてきたユーザーをがっちりと掴むことがとても大事になっていきます。

どうしても人は、まずは視覚から入ってくる情報を重視してしまいます。

そのためどんなに面白い動画であってもサムネが適当だとせっかくの動画が見てもらえない可能性があります。

心当たりのある方はぜひ、改善してみましょう。

 

また、タイトルから動画の内容がすべて推測できてしまうものが意外と多く見受けられます。効果的なサムネを作るための一つのヒントとして、このようなタイトルは絶対にやめましょう。

例えば『YouTubeで失敗する人の特徴』というタイトルの動画と『YouTubeで失敗する人はサムネイルが弱い』というタイトルの動画ではどちらが再生されやすいと思いますか?
おそらく前者の方が良いと思われる方が多いと思います。

なにが言いたいかというと、タイトルで動画のすべてがわかってしまうようなものは中々再生されません。

動画を視聴した人のみ、その動画の伝えたいことが伝わるようなタイトル作りを心がけてみましょう。

 

伸びない理由3.前置きが長い

前置きが長いというのは主にYouTuber初心者の方がやってしまいがちなミスです。

YouTubeでは、公式が発表している通り、最初の15秒がなによりも大事とされています。

ここでユーザーの心を掴まないと、ユーザーは他のチャンネルの動画に流れていってしまいます。
つまり、動画が始まった瞬間が一番の勝負のしどころです。

なので、よく動画を投稿したてのYoutuberが自己紹介から始まることが多いですが、これは正直やめておいた方が無難です。

 

よっぽどの人気Youtuberでない限り、ユーザーは投稿者よりもその中身である動画を重視しています。

ある程度チャンネルの認知度が高まり、固定ファンがついてから改めて自己紹介をしても遅くはないでしょう。

 

伸びない理由1.芸能人チャンネルの模倣をする

芸能人の真似をした動画づくりはしないほうが良いです。

戦略として、人気チャンネルの模倣をするのは正しいことです。
ここでいう模倣とは、もちろん企画やタイトルを真似るのではなく、動画づくりの本質を模倣するということです。

動画を投稿するタイミング、動画の作り方、使っている機材、効果的なサムネイルの作り方など人気動画作りの本質の部分をまねるのは良いことだと思います。

しかし、これはYouTubeでゼロからそのキャリアを積み重ねてきた人の動画に限ります

というのも、芸能人というのはすでに自らの地位や立ち位置が皆に知れ渡っており、「特定のこのジャンルのチャンネルだから」というより「芸能人の○○のチャンネルだから」という理由で視聴されます。つまり、Youtuberとして一からキャリアを築く人とはそもそものスタートラインが違います。

簡単に言えば、多少企画力がなく、タイトルが微妙だったとしても芸能人であれば動画は皆にみてもらえるでしょう。

そのため、これらの人達を参考にしてしまうと、得るものどころか逆効果になってしまいます。

参考にするなら、一からYoutuberとしてのキャリアを作ってきた人達のチャンネルにしましょう。

 

伸びない理由5.投稿頻度が不安定

最初のうちは、YouTubeの動画はできるだけ多く投稿したほうがいいです。

これ自体はよく言われていることであり、「そんなこといわれなくてもわかっているよ!
」という人は正直多いかと思います。しかし、継続して投稿することは様々なメリットがあります。ここでは三つ、そのメリットを紹介していきます。

まず、当たり前ですが動画のスキルが上がります。

毎日動画の企画を考え撮影をし、編集をして投稿するという一連のサイクルを繰り返すことで、視聴者のニーズに合った企画作りができるようになり、また「この角度で撮ったほうがいいんじゃないか」といった撮影スキルやうまく見せるための編集力を身に付けることができます。最初のうちは質よりも量を重視してください。

動画づくりのセンスが磨かれるはずです。

 

二つ目に、チャンネル登録者との繋がりが増えます。

せっかくあなたの動画を面白いと思ってくれてチャンネル登録をしたユーザーも、更新頻度が不安定では離れていってしまいます。

毎日投稿するのは疲れてしまうかもしれませんが、最低でも週に一本のペースで動画を投稿することでファンとの結びつきが強くなっていくでしょう。

 

そして三つ目に、SEO対策になります。

Google検索と同じように、YouTubeにもSEOがあります。
動画を多く投稿していると関連動画に自分の動画が流れてきやすくなります。

前述のように、関連動画を契機とした動画視聴というのは非常に多いです。

ここでの流入の確率を少しでも増やすために、一本でも多く動画を投稿し、ユーザー目に触れる機会を増やしていきましょう。

 

まとめ

今回は自分のYouTubeチャンネルが伸び悩む人向けに、その原因として考えられるものをピックアップし解説しました。
心当たりのあるものはあったでしょうか。

YouTube studioなどの数字から見えてくる定量的な分析も、もちろん大切ですが、今回のように定性的に自身のチャンネルを見つめなおしてみるのも大事です。

改善点が見つかればすぐにでも改善し、一人でも多くのファンを増やしてみてください。
動画が認知されない方に、少しでも改善のきっかけとなれっていればうれしいです。

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