皆さんはYouTubeの動画を視聴する時間帯はいつでしょうか。
朝電車の中でお気に入りのYoutuberの最新動画を見ている、会社の昼休みに一本動画を見てから午後の業務をこなす、また子供を保育園や学校に送り出した平日の昼間に動画を見ているなど、一人一人の職業やライフスタイルによってまちまちだと思います。
しかし、これがYoutuberとして戦略的に動画を投稿しようと思った際、一体いつ、どのタイミングで動画を投稿すればよいでしょうか。
今回は日本人がいつYouTubeを見ているのか、どのタイミングの動画投稿がベストなのかを考察していきます。
YouTubeが最も利用される・見られる時間帯・曜日
まず、日本において一番YouTubeにユーザーが集まるのは日曜日の19時以降です。
なんとなく、予想どうりだったというひとも多いのではないでしょうか。
サザエさん症候群という現象をご存知でしょうか。
日本では日曜日の18時半からアニメ「サザエさん」が始まりますが、その放送が終了する19時以降、次の日からまた一週間仕事や学校が始まるということで憂鬱な気分になることをサザエさん症候群と呼びます。
この日曜日の19時以降、現実逃避のためにYouTubeを含めたSNSの世界に逃避する人が非常に多く、一番YouTubeにおいて人が集まる時間とされています。
逆に言うと動画配信者はこの時間を狙うと再生回数も伸びるのではないでしょうか。
また、この時間帯にはライブ配信もおすすめです。
ライブ配信は通常の動画とは異なり、リアルタイムで見ようとなるとある程度まとまった時間帯をとる必要性があります。
中々平日だと仕事や勉強に追われ、とぎれとぎれで動画を見るしかない人が多いので、この時間帯を狙ってライブ配信するのは効果的な戦略言えます。
また、意外と金曜と土曜の夜というのは、動画は見られません。
これはいわゆる花金の時間に当たるため飲みに行っている人が多く、この時間帯では家に帰っていない人というのが多いです。
休日の昼間であれば平日に比べてユーザーが多いですが、金土の夜を狙っての動画投稿はあまりお勧めはしません。
ジャンルやターゲットによる違い
上では日曜の夜が動画投稿のベストタイミングと書きましたが、もちろん全員が全員この時間に視聴できるわけではありません。
例えばカレンダー通りにお休みがとれない、いわゆるサービス業で働いている人はこの時間は仕事をしているでしょう。
誰かの休みというのは、誰かの労働の上に成り立っています。
例えば主婦向けに料理動画を投稿するのであれば平日の昼間に、平日休みの人を対象にした動画投稿は月・火の日中など自分の動画の視聴者に合わせた配信時間というのも当然大切になっていきます。
再生を増やすために、投稿時間を固定するメリット
ここまでどの時間帯に投稿するのがベストかという話をしてきましたが、あらかじめ投稿時間を固定しておくというのも意外とメリットにつながる可能性があります。
例えば動画投稿を毎週水曜日の19時と決めておくとします。
こうすることで得られるメリットとして、動画の急上昇ランキングに乗る可能性があるからです。
そもそも急上昇ランキングとは、動画が多くの人に一気に見られたり、高評価がついたり、コメントがついたりすることによって判別されます。
仮にあなたのチャンネルの登録者数が10万人いたとすると、水曜日の19時にはある程度のファンはその時間に動画投稿されることがわかっているため何万人もの規模で一気に動画が見られます。
こうすることでYouTubeが急上昇動画と認識し、更なる新規ユーザーの獲得に繋がり、好循環を生むことができます。ぜひ試してみてください。
最も観られる時間帯に合わせて、前もって投稿しておくのも良さそうですね。
YouTuberには土曜も日曜もないはずですので、日曜日の15時くらいまでに動画をアップしておくと、多少は多くの人に見られるでしょう。