以前切り抜き動画で人気を博したひろゆきこと西村博之氏が5月31日、自身のYouTubeライブである質問を読み上がました。
なんでも質問主は去年大きな話題を呼んだ『100日後に死ぬワニ』のオマージュ、『100日後に食われるブタ』なるチャンネルを始めたが、登録者数を増やすためのアドバイスをひろゆき氏に求めるものでした。
質問主は2021年5月27日にYouTubeチャンネルを開設し、動画の内容は自分が育てているブタを動画に投稿しているのですが、チャンネル名の『100日後に食われるブタ』という登録名がなんとも意味深に思えます。
今回はこの意味深なYoutubeチャンネル、『100日後に食われるブタ』について、動画内容から世間の声まで含めて考察していきたいと思います。
『100日後に食われるブタ』の動画について
まずはこちらの動画を視聴して見ください。
『100日後に食われるブタ』の記念すべき(?)一作目の投稿です。
ミニブタの飼育の様子を動画にしたもので、投稿主と戯れている様子や一匹で遊んでいる様子などとても可愛らしい様子が映し出されています。
一見するとペットの紹介動画のようにも思えますが、100日後に食べられると思うと何とも言えない複雑な気持ちになります。
ちなみに、このミニブタの名前は「カルビ」というらしいです。
本当に食べられる運命にあるようですね。
このようにミニブタの「カルビ」が成長していく様子が毎日更新されており、2021年6月9日時点ですでに15日目を終えています。
チャンネル主の中の人は??
切り抜き動画で有名なひろゆき氏も「このチャンネルは伸びる」と絶賛したこの『100日後に食われるブタ』のチャンネルを運営する中の人ですが、35歳のフリーの動画編集者と、チャンネルを運営するとある社長の二人で行っています。
匿名且つ顔出し無しのチャンネルですが、投稿内容を考えると賛否両論分かれるような内容のため仕方ないでしょう。
動画編集者の方は、元はサラリーマンとしてキャリアを歩んでいましたがビジネスYoutuberに触発され動画編集者の道を歩みました。
チャンネル運営をする会社の社長さんは教育事業を展開する会社を経営しており、SDGsに一環として食品ロスの削減に取り組むべく、この活動をはじめました。
賛否両論ある動画活動について
そんな二人の動画活動ですが、意外にも否定的な意見は少なく思えます。
もちろん、ミニブタがかわいそうという意見はあり、動画の高評価、低評価にその意見が如実に表れていましたが、「食育に良い」という意見や「とにかくカルビが可愛い!」など肯定的な意見も数多くコメントで見受けられます。
なんだかんだでほぼすべての国民が口にする豚肉、改めて日頃の感謝をこめ、食に対しての意識が変わる良いきっかけになるのかもしれません。
もちろん、否定的な意見がくることは投稿主も想定の範囲内。
それでも残り約80日、欠かさず動画投稿し、食に対する意識が一人でも変わってくれるきっかけになってくれるといいなと思います。
ちなみに、100日後は姿見が確認できる丸焼きで食べたいと考えているそうです。
まとめ
今回は『100日後に食われるブタ』というチャンネルを紹介しました。
日本だけでなく、世界各国で問題になっている食品ロスの問題に一役買っているチャンネルだと個人的に考えています。
この動画は、現在チャンネル登録者数が6万人強ですが、日本だけでなく、世界に広まってほしいチャンネルです。
一昔前に小学校で飼っていたブタを食品施設に移送するというドラマがありましたが、何となくそのドラマを思い出してしまいます。
時代を経て、YouTubeというツールで改めて命の大切さについて学べるチャンネルです。
個人的な意見としては、Youtubeを通じてカルビの可愛さに癒されている人が多くいるはずです。
行く末は姿焼きにされるとのことですが、そんなのを期待してみている人なんてそうそういないと思います。
もし仮に、約束を破ってカルビが食べられなかった・そのまま飼われたとしても、観た人が動物保護の意識を共有できればそれでいいのではないでしょうか。
実際に賛否両論起こって、可愛い動物が食べられているという事実を真剣に考えている人は多くいるはずなので、食べられなかったということで視聴者が離れたとしてもそれでいいと思います。