最近の若手タレントの演技力は、かなり上昇している気がします。
昭和のアイドルやタレントの演技と比較すると、だいぶ最近のタレントの演技力は高くなっている気がします。
今回は、アイドルであるジャニーズタレントの中で、演技力の評価の高いタレントをポイント形式でランク付けしてみました。
【採点方法】
「タレント名と演技力」や「タレント名と演技上手い」、逆に「タレント名と演技が下手」でも検索し、ポイント付けします。
出演回数が個々には差が出てしまいますので、タレント名だけで検索した数で割っています。
また、他サイトの演技に評価される投票アンケートやツイッターなどのバズった回数などもポイントに加算して点数付けしました。
独自の採点方法によるものですが、定期的に算出を行い、最新の演技力ランキングにしています。
演技力上手いランキング15位 山下智久・・・80.1点
ジャニーズの中でも多くのドラマや映画に出演している俳優です。
ツイッターで「ジャニーズ演技力ランク総選挙」というのがあったらしく、そこでは1位に選ばれています。
もっとも、出演している作品の多さと知名度が左右してしまうものでしょうが、一部では「セリフが棒読み」という意見もありました。
また、「山下智久 演技」で検索すると酷評しているサイトがたくさんあります。「声が小さい」「滑舌悪い」などの指摘がありましたが、制作サイドが調整した部分を酷評されているようです。
シリアスなシーンはかなり演技力が高く、どこか哀しい雰囲気をいつも漂わせているため、コミカルな演技は難しいかもしれませんね。
また、山下智久は明治大学卒業というインテリのイメージもあることから、ドクターの役など頭の良さそうな役どころが似合う役者です。
【山下智久の主な出演作品】
・池袋ウエストゲートパーク(2000年)
・ドラゴン桜(2005年)
・野ブタ。をプロデュース(2005年)
・コード・ブルー(2008年~2017年)
・ブザー・ビート(2009年)
・テラフォーマーズ(2016年)
・インハンド(2019年)
演技力上手いランキング14位 中島健人・・・80.9点
実際にイケメンなのですが、ナルシストキャラでもお馴染みの中島健人がランクイン。
コミカルな映画やドラマに出演することが多く、そのビジュアルを活かしたイケメンの役ばかりをこなしていますが、シリアスなシーンも見事に演じきれる俳優です。
一方で、ネットの中では「演技が大げさすぎる」という意見もあるものの、脚本によるものなので一部では演技が下手に見えているかもしれません。
たしかに数年前の「BAD BOYS J」などの中島健人の演技を観ると、さほど上手く感じませんが・・・。
それでも最近は演技力に磨きをかけていて、ここ数年に出演した「砂の器」や映画「ニセコイ」などでは、ストーリーにピタリとハマった役どころを演じきっています。
自身のキャラとしてナルシストをバラエティ番組でも演じていますが、演技に磨きをかけてきているので今後はアイドルでなく俳優でもやっていけそうな気がしますね。
【中島健人の主な出演作品】
・SMAPがんばりますっ!(2009年)
・大切なことはすべて君が教えてくれた(2011年)
・生まれる。(2011年)
・BAD BOYS J(2013年)
・黒崎君の言いなりになんてならない(2014年)
・ニセコイ(2018年)
・砂の器(2019年)
演技力上手いランキング13位 平野紫耀・・・81.1点
天然キャラのイケメンとして有名なジャニタレの平野紫耀。
以前は「大根役者」とか「棒読み」などの評判が多かったのですが、映画honeyが2018年に公開されたときは演技力の評価はグンと上がった印象です。
顔も性格も良いと言われている平野紫耀は、自身の声がコンプレックスだったそうです。
しかし、2014年テレビドラマSHARKで主演を務めたのはプロデューサーが声が魅力的だったからと語っていました。
恋愛系のドラマや映画に出演することが多いものの、緊張感のあるシーンなども最近では見事に演じきっています。
「花のち晴れ」のプロデューサーである瀬戸口克陽は、平野紫耀が出演する舞台を見た時にスター性を見出したというエピソードもあります。
2016年頃までは舞台俳優としての活動がメインでしたが、近年は一躍有名になったためドラマや映画がメイン。
身体能力も高いのでアクション映画なども面白そうですね。今一番期待されるジャニーズ俳優の一人ではないでしょうか。
【平野紫耀の主な出演作品】
・中学生日記(2011年)
・SHARK(2014年)
・忍ジャ参上!未来への戦い(2014年)
・honey(2018年)
・花のち晴れ~花男 Next Season~(2018年)
・ういらぶ。(2018年)
・かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年)
演技力上手いランキング12位 堂本剛・・・81.3点
ネット上の評判がすこぶる良いのが堂本剛。
最近はドラマと映画の出演がほとんどなくなってしまっているのが残念ではありますが、1994年のザテレビジョンドラマアカデミー賞で新人俳優賞を受賞したのを皮切りに俳優としてこれまで4つの賞を受賞しています。
突発性難聴や対人恐怖症などの病を抱えている一方で、歌やファッションでも非常に高いセンスを持ち合わせていることでも有名です。
堂本直宏という名義で子役時代は活動していて、堂本剛名義になってからも合計50作品以上(ドラマ・映画・舞台など)に出演しているベテラン。
「Summer Snow」で役者として成長したと言われていますが、中でも堂本剛の演技力がもっとも評価されているのは、金田一少年の事件簿シリーズではないでしょうか。
小栗旬も羨む役者としての才能を持ち合わせていて、表情やセリフも見事に役になりきり演じることのできる高レベルの俳優です。
【堂本剛の主な出演作品】
・家なき子2(1995年)
・金田一少年の事件簿(1995年~1997年)
・Summer Snow(2000年)
・元カレ(2003年)
・ファンタスティポ(2005年)
・プラトニック(2014年)
・銀魂(2017年・2018年)
演技力上手いランキング11位 松岡昌宏・・・81.6点
サイコメトラーEIJIで役者としての非常に高い評価を得ている松岡昌宏がランクイン。
家政婦のミタゾノでは、女装が話題となりましたが、難しい役柄も上手にこなしたことで名俳優としての地位を確立しました。
TOKIOとして音楽活動も忙しかったのか、映画の出演はゴジラと怪物くんの2本だけで少ないものの、ドラマの出演は13歳の頃から現在まで50本以上も出演。
サイコメトラーEIJIや、天国に一番近い男、家政婦のミタゾノなどでは非常に高い演技力を披露しています。
パッチリした目は演技に必要な表情を作りやすくて、通常のシーンなどでのセリフも棒読みはほとんどなく、どの役柄でも秀逸な演技をすることで評判です。
2019年の「死役所」ではストーリーもさることながら「松岡昌宏の演技に注目すべし」と一部では話題にもなっていました。
バラエティ番組だけでなくライブパフォーマンスでも魅せることに徹底しているので、役者としても客観的に自分の演技を捉えていることが分かります。
【松岡昌宏の主な出演作品】
・愛してるよ!先生(1990年)
・大忠臣蔵(1994年)
・サイコメトラーEIJI(1997年~2000年)
・必殺仕事人シリーズ(2007年~)
・怪物くんシリーズ(2010年~2011年)
・家政婦のミタゾノ(2016年~)
・死役所(2019年)
演技力上手いランキング10位 山田涼介・・・82.0点
13歳から俳優としても活動している山田涼介。
2008年にはドラマオブザイヤーの新人俳優賞を受賞し、10代にして演技力を評価されているHey!Say!JUMPのメンバーで、いろんな役柄を演じています。
コミカルな演技も猟奇的な演技も恋愛ストーリーもそつなくこなすユーティリティープレイヤーと言ったところでしょうか。
グラスホッパーでは日本映画批評家大賞で新人男優賞も受賞していて、ネット上での山田涼介の演技力を評価する声は多くあります。
レオナルド・ディカプリオを目標としており、役者としての意識も非常に高く、演技に対してかなり努力しているそうです。
ただ、一部で「滑舌が悪い」とか「顔が幼過ぎて演技が上手くてもハマってない」などの厳しい意見もあり、マイナス評価となりました。
山田涼介は今後は非常に期待できる役者に育っていくことは間違いなさそうです。
【山田涼介の主な出演作品】
・探偵学園Q(2006年)
・古畑中学生(2008年)
・左目探偵EYE(2009年)
・地獄先生ぬ~べ~(2014年)
・暗殺教室(2016年)
・セミオトコ(2019年)
・燃えよ剣(2020年)
演技力上手いランキング9位 森田剛・・・82.1点
https://www.youtube.com/watch?v=b6nfWXmL_44
ヤンチャなイメージが強い森田剛ですが、演技力に関しては物凄い評価があります。
まず、脚本家や監督など業界人から「演技が上手い」と軒並み評判で、同じ俳優からも演技力に関して一目置かれているようです。
表情の作り方や、セリフの強弱、その他の些細な動きまでこだわった演技が特徴です。
これまで大河ドラマには3本も出演しており、数多くのドラマだけでなく、人間失格やヒメアノ~ルなどの映画にも出演。
特に「喰いタン」、「ヒメアノ~ル」などの作品での森田剛の演技は、ファン以外からも最大級の評価をされていました。
しかも森田剛の凄いのは、ストーリーが評価されようが批判されようが、森田剛の演技だけは常に評価されることにあります。
最近ではドラマや映画よりも舞台で演じることが多くなっていて、ほとんどの舞台では主役級の扱いとなっています。
【の主な出演作品】
・大河ドラマ「八代将軍吉宗」(1995年)
・ザ・シェフ(1995年)
・ひとつ屋根の下2(1997年)
・演技者。(2003年)
・大河ドラマ「平清盛」(2012年)
・ヒメアノ~ル(2016年)
・ハロー張りネズミ(2017年)
演技力上手いランキング8位 木村拓哉・・・85.3点
「キムタクは何を演じてもキムタク」と揶揄され、木村拓哉の演技はあまりに評価の対象にならないことが多くあります。
ですが、やはり木村拓哉は俳優としてはかなりレベルが高く、これまで20年間以上も数々の人気ドラマで高視聴率を叩きだしています。
役柄が一辺倒になっていると言われているものの、これまで20以上の職業の役柄を演じてきました。
「ちょっ待てよ」など、ドラマのセリフも社会現象になるほどインパクトのある演技を実演。
演技するキャラの設定上、クールなイメージが強いのですが、演技力に関していえばジャニーズ以外の俳優よりも優れているという意見も多くあります。
22歳で日刊スポーツ映画大賞 石原裕次郎新人賞を受賞して以来、毎年のように主演男優賞などの俳優としての賞を受賞しており、演技力の指標となるセリフ読みが卓越していて、「ハウルの動く城」など声優としても評価をされています。
圧倒的な数のドラマで主演を務めており、出演する映画はほとんどヒット。
20歳前後までは舞台でも活躍しており、俳優としてキャリアや実績以上に評価があります。
【木村拓哉の主な出演作品】
・シュート!(1994年)
・ロングバケーション(1996年)
・ラブジェネレーション(1997年)
・ビューティフルライフ(2000年)
・HERO(2001年、2006年、2014年)
・華麗なる一族(2007年)
・マスカレード・ホテル(2019年)
演技力上手いランキング7位 中島裕翔・・・85.5点
ジャニーズの若手で最も有望株と言われている中島裕翔が上位にランクイン。
20代で「水球ヤンキース」や映画「ピンクとグレー」、舞台「WIND」など主演を務め、整った顔でありながらコミカルもシュールな役も高いレベルの演技をこなします。
「SUITS-スーツ-」「半沢直樹」などでも演技において物凄い評価を得ていますが、素直に前向きに演技に取り組む姿勢も制作サイドからも好評。
スマートで男前でありながらもどこかに影を感じさせる雰囲気を漂わせる、天性の演者のセンスを持ち合わせています。
ジャニーズでありながらも飾らない演技は、ジャニーズファン以外にも高く評価されていて、俳優としての地位を確立しつつあります。
また、泣きの演技は俳優の中でも圧倒的に上手いと言われています。
経験がまだ浅いため、主演は数えるほどしかありませんが、今後は主演を多く務める機会が増えそうです。
【中島裕翔の主な出演作品】
・野ブタ。をプロデュース(2005年)
・先生はエライっ(2008年)
・半沢直樹(2013年)
・水球ヤンキース(2014年)
・刑事バレリーノ(2016年)
・僕らのご飯は明日で待ってる(2017年)
・SUITS-スーツ-(2018年)
演技力上手いランキング6位 大野智・・・87.7点
嵐で一番歌が上手く、アートなどの絵画の才能も有名な大野智。
以外にも演技の評価はすこぶる高くて、これまで「怪物くん」や「死神くん」などの人間以外の役もこなすなどユーティリティーな演者として実績を残しています。
大野智が主演した映画「忍びの国」では、アクションも含めて演技力全てが絶賛されていました。
また、ジャニーズの中でも演技力に定評のある風間俊介は、「大野智はジャニーズの演技王」と表現していて、「できない役は無いのでは…」とまでコメントしています。
歌唱力が高いことからも、セリフの抑揚や表現力も優れており、表情も豊かに表現できる名俳優の一人です。
また、役作りを撮影前からしっかりと行い、完璧に役になりきるように努める姿勢も、ドラマや映画の制作スタッフから好評のようです。
【大野智の主な出演作品】
・魔王(2008年)
・歌のおにいさん(2009年)
・映画 怪物くん(2011年)
・鍵のかかった部屋(2014年)
・死神くん(2014年)
・世界一難しい恋(2016年)
・忍びの国(2017年)
演技力上手いランキング5位 二宮和也・・・89.3点
https://www.youtube.com/watch?v=-utHA0tZ5Kg
評論家がこぞって絶賛するのが二宮和也の演技です。
「硫黄島からの手紙」や「検察側の罪人」で見せた演技力は、二宮和也の俳優としての地位を確固たるものにしていて、脚本がいまいちでも演技力で作品を良く見せることができると評判。
ハリウッド映画にも出演し、日本アカデミー賞主演男優賞も受賞しています。
演出家・脚本家・映画監督などから「英語が流暢に話せれば世界で通用する」とも太鼓判を押されているほど。
「心で演じる」「自然な演技ができる」「役柄によって完璧に演じ分けできる」など、演技に必要な要素を全て備えていると言われており、子役時代から培った演技力はホンモノです。
もともと兼ね備えた二宮和也の独特な雰囲気も役者として向いているのかもしれません。
ただ、歳を重ねても顔が幼くて役の設定に無理があるという意見もあり、緊迫した演技などは迫力に欠ける部分が出てしまうのが欠点です。
【二宮和也の主な出演作品】
・南くんの恋人(2004年)
・硫黄島からの手紙(2006年)
・フリーター、家を買う。(2010年)
・GANZ(2011年)
・暗殺教室(2015年、2016年)
・ブラックペアン(2018年)
・検察側の罪人(2018年)
演技力上手いランキング4位 長瀬智也・・・90.6点
IWGTやタイガー&ドラゴンでの主演が絶大な評価を得た長瀬智也。
名監督・宮藤官九郎には天性の才能があるとまで言われた一流の役者の地位を確立しています。
不良や反社会的なキャラの役のイメージが強いのですが、フラジャイルなど賢いキャラの役もこなし、幅広い役柄に対応できます。
ただ、不良役の方が評価は高く、フラジャイルでは長瀬智也の演技においては少し否定的な意見もありました。
演じる役のキャラがピタリとハマったときは、長瀬智也以外にハマり役が考えられないほど抜群の演技力を発揮します。
怒ったときや悲しいときなど表情の作り方も上手く、歌唱力もあることからセリフの強弱や視聴者に伝えたい内容がしっかり入ってくる点も役者として成功している証拠でしょう。
長身でありワイルド、男らしさが抜群で男性ファンも多く、若いころからアイドルよりもアーティストや俳優としてのイメージが強いです。
【長瀬智也の主な出演作品】
・白線流し(1996年~2005年)
・池袋ウエストゲートパーク(2000年)
・タイガー&ドラゴン(2005年)
・歌姫(2007年)
・クロコーチ(2013年)
・フラジャイル(2016年)
・ごめん、愛してる(2018年)
演技力上手いランキング3位 生田斗真・・・91.8点
ジャニーズでもアイドルではなく俳優として活動している生田斗真が3位にランクイン。
他サイトでは1位に推す声も多いほど、その演技力は光るものがあります。
映画初主演の作品となった「人間失格」の監督・荒戸源次郎は、「生田斗真は50年に1度の映画俳優」と断言していて、監督だけでなく他の脚本家や作家、評論家からの評価も非常に高いです。
実は1997年にNHKの「あぐり」で子役として出演しており、俳優歴は非常に長い生田斗真。
コメディでもアクションでも、シリアスな役も何でも演じることができて、作品の中の役作りも徹底しているプロ中のプロ。
生田斗真本人は「役の振り幅が大きい方が演じやすいです」と語っていましたが、どのようなシーンでも演じれる自負も持ち合わせています。
アイドルとしてデビューできずにジャニーズに入所したころは自信がなかったそうですが、その分、俳優として努力を重ねてきた苦労人であることも特筆すべき点でしょう。
【生田斗真の主な出演作品】
・サイコメトラーEIJI(1999年)
・花より男子2リターンズ(2007年)
・花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~(2008年)
・魔女裁判(2009年)
・予告犯(2015年)
・友罪(2018年)
・いだてん~東京オリンピック噺~(2019年)
演技力上手いランキング2位 岡田准一・・・94.4点
ジャニーズのアイドルで圧倒的な演技派俳優として声の多かったのが岡田准一。
「白い巨塔」や「永遠の0」などの作品では、岡田准一の演技力に対して否定的な意見は皆無であると言っていいほど、見当たりませんでした。
ジャニーズファン以外からも絶賛される演技力はアイドルとは言えないレベル。
多くのサイト内の演技力の格付けで1位と認定されていて、日本人全体の俳優の演技力ランキングでも必ず上位に入ります。
意外にも身長は低く、迫力にかけそうな部分もありますが、全て演技力でカバーし、出演する作品の中でも抜群の存在感を光らせます。
セリフは棒読みになることは全くなく、仕草の細かな部分まで配慮して演じているようです。
ただ、鬼才・中島哲也監督からは出演作品「来る」で演技を評価されなかった部分があって、その情報が広く回っており、マイナス評価となってしまいました。
【岡田准一の主な出演作品】
・木更津キャッツアイ(映画・ドラマ、2002年、2003年、2006年)
・池袋ウエストゲートパーク(2003年)
・タイガー&ドラゴン(2005年)
・向日葵に咲く(2008年)
・永遠の0(2013年)
・大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年)
・燃えよ剣(2020年)
演技力上手いランキング1位 風間俊介・・・95.1点
主役級の出演は少ないのに1位に輝いたのが風間俊介。
主演作品は数える程度しかないのに、名脇役と言いたくても言えない存在感は圧倒的な演技力があるからかもしれません。
「3年B組金八先生」で子役として出演していましたが、そのころから多種多様な演技ができると言われていて、子役として既に名俳優と言われていたそうです。
誠実そうな見た目でありながら悪役もまったく違和感なくこなしますし、微妙な位置の役でありながらも視聴者にハッキリとインパクトを残す演技力を持ち合わせています。(「西郷どん」では橋本左内という微妙な立場の役でも多くの視聴者がコメントをしていました)
風間俊介の演技力に関してはほとんど否定的な意見はありませんでした。
グループに所属していないし、主役での出演が少ないため、ジャニーズタレントとあまり知られていないですが、実は演技力が上手すぎてジャニーズと思われていないという意見もあります。
他のジャニタレと違って、コンサートやバラエティ番組などの出演も少なく、俳優一本で長年頑張っているので、ここまでの名俳優となったのかと思われます。
【風間俊介の主な出演作品】
・3年B組金八先生シリーズ(1999年~2011年)
・ヤンキー母校に帰る(2005年)
・交渉人SP(2009年)
・中学生日記(2011年)
・猫なんかよんでもこない。(2016年)
・大河ドラマ「西郷どん」(2018年)
・大河ドラマ「麒麟が来る」(2020年)
その他の演技力の高いジャニーズタレント
96.8点・・・草彅剛(元ジャニーズ)は安定の高い演技力
「黄泉がえり」や「日本沈没」などで主演を務めた草彅剛。
役作りに対する努力も監督やスタッフなどからも高く評価された役者です。
直木賞作家のつかこうへいから「大天才」と役者において最高の評価をされていて、脚本家の坂本裕二は「日本一の俳優」と言っています。
他の監督や脚本家からも絶大な支持を得ていて、プロが選ぶナンバーワンの役者と言えるでしょう。
CMでの出演も見事な演出をしていて、理想に応える演技ができる役者ではないでしょうか。
また、どこか悲壮感や哀愁の漂う独特な雰囲気も役者として成功したセンスかもしれません。
残念ながらSMAPが解散した2016年をもって、ジャニーズタレントではなくなりました。
92.6点・・・錦戸亮(元ジャニーズ)ファン層以外からも高く評価される
2019年9月をもってジャニーズ事務所を退所した錦戸亮も、非常に高い演技力を評価されています。
若干20歳にしてドラマグランプリ新人賞を受賞したのを皮切りに、ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優部門2位など、20代の頃から数々の賞を受賞。
「Endless SHOCK」では今井翼の急な代役でありながら、非常に高い評価を得て、その後も「ごめんね青春!」や「サムライせんせい」など主演として活躍しました。
何と言っても、錦戸亮の演技力が高く評価されたのは大河ドラマ「西郷どん」でした。
西郷隆盛の弟役を演じたのですが、顔の表情や喋り方まで役どころにピッタリと合わせ、難しい薩摩言葉も見事に再現。
ジャニーズに所属していた頃はコンサートやバラエティ番組などで多忙を極めていながらも、俳優として活動していましたが、ミスの少ない演技もスタッフからは評価されているようです。
78.0点・・・大沢たかお(元ジャニーズ)は、表情の演技がズバ抜けていると評価
ジャニーズを退所したあとは芸能事務所を設立して社長となった大沢たかお。
最近は俳優としての活動はほとんどありませんが、2014年頃まではドラマ、映画、舞台など非常に多くの作品に出演していた大役者です。
元々光GENJIとして活躍していましたが、以前はモデルとしても成功している大沢。役者には絶対ならないと言っていたものの、役者でも大成功しました。
「ミッドナイト・イーグル」「Life天国で君に会えたら」など、役者として高い評価を受けていますが、これまであまりに多くの作品に出演しており、出演した作品の一部では演技力には否定的な意見もありました。
それでも、キリッとした特徴的な目で作品のストーリーや役どころを表現できるため、表情の作り方などは最高レベルの評価が散見されます。舞台よりも表情がハッキリわかる映画やドラマ向けの俳優かもしれませんね。
Bランク以上のジャニーズ演技力ランキング
上記のランキングとその他のジャニーズをランク付けしました。(元・ジャニーズを含む)
*ネットに出ている評価を基に、独自の算出方法によりランク付けしていますが、個人的な評価は一切ありません。
演技力 SSランク
草彅剛、風間俊介、岡田准一、錦戸亮、生田斗真、長瀬智也
演技力 Sランク
二宮和也、大野智、中島裕翔、木村拓哉、森田剛、山田涼介、松岡昌宏、堂本剛、平野紫耀、中島健人、山下智久
演技力 Aランク
東山紀之、松本潤、大沢たかお、横山裕、滝沢秀明、大倉忠義、手越祐也、中山優馬、中居正広、知念侑李、井ノ原快彦、城島茂、藤ヶ谷太輔、櫻井翔、桐山照史、丸山隆平、玉森裕太、今井翼
演技力 Bランク
屋良朝幸、加藤シゲアキ、中丸雄一、堂本光一、早乙女光、内博貴、相葉雅紀、三宅健、伊野尾慧、亀梨和也、坂本昌行、佐藤勝利、菊池風磨、上田竜也、安田章大、近藤真彦、長野博、薮宏太
上記ランク外にもまだまだ素晴らしい演技をするジャニタレはいます。
これらのランキングは、評判になったタレントをピックしていて、演技力を評価されているジャニタレを掲載しているだけです。
独自の算出方法で計算しておりますので、参考にならないかもしれませんが、今後、ジャニーズタレントがどんな演技をするのか、興味を持ちながら演技を観るきっかけになると嬉しいです。