ピン芸人「ギター侍」として2004年に大ブレイクした波田陽区。本名は大川晃といい、1975年6月5日生まれの46歳です。意外にも大卒で熊本学園大学を卒業していて、今は福岡在住です。ワタナベエンターテインメント九州事業本部に籍をおいています。
熊本学園大学は偏差値35以下でFランだね。
全盛期は3000万円近い収入があった彼も、一発屋として今は認知が高いですね。
あまり話題にはならないものの、Youtuberとしても活動する波田陽区ですが、2020年8月現在のチャンネル登録者数は2,000人程度と、認知度の割に低水準をキープしています。
2021年5月でも2,700人だね......。
今回は、波田陽区がYoutuberとして何故、こんなに盛り上がらないのか、勝手に徹底解析してみました。
波田陽区のYoutubeチャンネルとは
今は芸能人の参入が盛んになったYoutube市場ですが、波田陽区は2012年からチャンネルを開設していて、知名度の高い芸能人の中でも先駆的にYoutuberとして活動してきました。今でも週1回のペースで動画をアップロードしています。
ギター侍として、「○○斬り!」といって他人を蔑むネタでブレイクした波田陽区。
エンタの神様という番組ではウケていたのですが、ネタにされた多くの芸能人のファンからはかなりのブーイングがあったのも事実です。
Youtubeチャンネルでの最初の動画も、他人を蔑むネタで勝負しました。
アメリカではウケた印象ですが、ネタにされた有名人のファンとしてはやはり気持ちが良くない気がしますね。波田陽区自身も、他人をネタにすることに抵抗がありながら漫才をしているようです。
Youtubeチャンネルを開設したばかりの頃はこのような動画をいくつかアップし、その後は「フェニックスシリーズ」という謎の動画を4年に渡り投稿し続けるようになります。
メッセージ性はなく、何の変哲もない動画に面白さを追求しようとしているのでしょうけど、2~3本で終わると思いきや、4年に渡り109本ものフェニックスをアップしました。
このフェニックスシリーズは、ほとんどの動画で高評価よりも低評価が上回っており、再生回数も少なかったのですが、よく4年間も続けたなという印象ですね。
ちなみに、上に紹介している動画は「水曜日のダウンタウン」で2015年に「下層YouTuber地獄説」で取り上げられ、ネットでも大きな話題になりました。
再生回数もグンと伸びたものの、内容は「ひどすぎる・・・」と言われていて、チャンネル登録者数は数百人増えた程度でした。
通常、有名番組で取り上げられたら最低でも数千は伸びます。
そんなこんなで、内容が評価される動画はほとんどない中でも、現在も波田陽区はYoutube動画をこまめにアップしています。
フェニックスシリーズが終了し、紙切り動画をスタートさせる
長きに渡り連載されていたフェニックスシリーズも低評価が先行したまま2019年10月21日に終了。
最後のフェニックスシリーズは「手品編」と名打っていましたが、低評価が高評価の4倍近くもある悪評ぶりでした。
鼻でフッと笑うレベルであればまだいいのですが、真剣につまらない動画を続けていたので、4ねんもかかったもののようやく終了したフェニックスシリーズ。
次に開始されたのは紙切りシリーズです。
どうせ大したネタじゃないだろうと思いながら観てください。
意外に凄い!
2万円もする高価なハサミを使った紙切りを披露した波田陽区。
始めからこの動画で頑張っていれば良かったのでは?という結構なクオリティです。
この紙切りシリーズは一気に高評価が増え始めて、2020年8月現在は全ての紙切りシリーズで高評価が低評価を上回っています。
このままの勢いで波田陽区のYoutubeチャンネルがこれから盛り上がるだろうと思いましたが、いまだに全然盛り上がりません。
紙切り動画を終了し、琵琶法師への道をスタートさせる
2020年10月に突如、琵琶法師への道をスタートさせます。琵琶法師とは、平安時代から見られた琵琶を街中で弾く盲目の僧のことです。耳なし芳一のことだと思えばみなさんもイメージが湧きやすいでしょう。
なぜか暗くて、盛り上がらないネタばかりをチョイスしています.....。
ただしこれはサガテレビ「かちかちPRESS」の番組企画のようです。サガテレビはフジテレビ系列で、夕方の情報番組です。月曜日から木曜日は160分、金曜日は190分ある、かなり巨大な番組となっています。
1話目は約2,800再生いっているものの、現在の再生数は200程度となっています。かなり少なく番組自体の企画力が問われます。なぜサガテレビは波田陽区を採用したのでしょうか.....。
波田陽区Youtubeチャンネルには広告がつかない
Youtubeチャンネルで広告収入を得るには
・登録者数1000人以上
・年間再生時間4000時間
という二つをクリアしなくてはなりません。
この二つの条件をクリアすると、Youtube側から広告をつけませんか?というアプローチがあります。
それで広告を設定することができ、Youtube側に認められる以前にアップした動画にも広告が付けれるようになるんです。
もっとも、以前は違いました。
現在はYoutuberが増えてきてしまったこともあって、広告設定の敷居を高くしています。
波田陽区は2012年からYoutubeを開始しているので、広告は付けれたはずです。
現在においても2つの条件をクリアしているので広告を付けれるはず。
それでも広告を付けない理由が波田陽区の考え方や所属事務所にあるのでしょう。
フェニックスシリーズの動画を観ても分かるように、多少なりとも撮影にはお金をかけているのに広告を付けない理由が何かあるのかもしれませんね。
動画はほとんど見てみましたが、Youtubeの規約に違反するものもありませんでした。
つまり、波田陽区はYoutubeに広告が付かないのではなく、付けないということです。
盛り上がらない理由と盛り上げない理由
一発屋と言えども、五万といる芸人の中から大ブレイクして、全国的に知名度がある芸能人。
実力だけでブレイクした波田陽区ですので、本気でYoutubeに取り掛かればそれなりに結果が出せることは間違いないはずです。
盛り上がらない理由としては、単純に動画がつまらないというところにあります。
Youtubeの仕組み上、簡単に分かる評価システム。その中でも圧倒的に低評価だったフェニックスシリーズを4年も続けていて、しかも動画時間は数十秒のものばかり。
人気番組に「底辺Youtuber」として取り上げられたので、もしかしたらその底辺ユーチューバ―としてのレッテルを貼り続けることも波田陽区のネタであることを目的にしているのかもしれません。
なので広告も貼らないし、低評価の多い動画をあえて出し続けるし、動画に力を入れないのかもしれません。
波田陽区は実際には地元の山口県などを中心に、地方ではかなり売れっ子。
全盛期は月収3000万円近くも稼いでいたし、現在もそこそこの収入はあると考えられますので、Youtubeの収益は気にせずに「底辺Youtuber」をネタにしているだけかもしれませんね。
以上、波田陽区のYoutubeが盛り上がらない理由でした。
実際は盛り上げる意思がないということと推測します。